求人募集をしても応募者がめっきり減少したという声が出ているそう。特に低賃金の職種では、失業手当で現在も週に300ドルを受給している人々の間では、あえて仕事に戻る必要がないと感じているケースも少なくないのだとか。実際そういう例もあるかもしれませんが、現在の状況では子供を自宅に残して仕事に出られないというケースもあるでしょうし、その理由は様々だろうと思います。

そうした中で、悠悠自適に過ごしている人々も少なくありません。このパンデミック中でも、仕事への影響があったことはWFH (work from home) の生活になったことくらい、ワクチン接種も済ませたので旅行もしたい放題という声も。

特にインパクトなし

ここ1年で仕事を辞めて軌道修正をしながら余暇を楽しむ人もあれば、通常どおりストレスフルでファストペースの環境で勤務しながら、定期的にバケーションを取っている人もいるでしょう。いわゆる高収入で資産も豊かな人々の間に見られる状況ですが、別に新しい傾向というわけではないかと思います。特殊といえばそうかもしれませんが、周囲にこうした人が多いと実際の世間はどんな感じなのか把握できなくなってくることもありそう。

インパクトあり

エンターテイメントやイベント関連のビジネスに関わっている人は、現在も通常営業になっていないため、まだ仕事を再開できない状態にいる人もいますし、失業手当を受け続けることに嫌気がさし、今までとは違う職種で、今すぐ働ける業界に移った人もいます。この場合はバケーションどころではないでしょうし、ロックダウンのフェーズが上がったり下がったりすることに注目する必要もあるでしょう。

前者と後者さらには失業手当が続くまで仕事復帰をする予定のない人々の間の格差が明確になってきているのかもしれません。大勢の友人たちと週末にかけて飛行機でパッと他州に飛び、息抜きをしてくる人もあれば、そんな余裕は一切ないという人も。こうした経済的な格差はいつでも見られることですが、特に最近はこの差が大きく見えてきているような気がします。教育に関しても、いまだリモートだけで授業を受けている子供達もいれば、同じ州でも私立校で通常に近い状態で学校に通っている子供たちもいるそうですから、学力の差が出てきても不思議はないはず。

Takeaway

制限対象を大きく受けているグループと、それほどでもないグループに分かれて、生活レベルが異なっていることがより浮き彫りになっているのかもしれません。Universal basic income などに注目が集まりだすと、社会における経済格差はさらに深まるような気がします。

とはいえ、従来のイメージに限って言えば、何かとダイナミックでトレンドセッターのアメリカなら、この件においてもインパクトを受けている一般人たちが、新しい在り方を創り上げていくような気がします。メインメディアが報道する頃には、スクエアが真似したがる新しいトレンドがすっかり出来上がっていたりするのも充分あり得るかも。