世論について会話が始まると、ほぼ決まってニュース番組は見ない方がいいと断言してくる人がいます。ところが、そういう人に限って情報源と視点が限られていることが少なくないことも。

どう観るかは十人十色

例えばテレビのニュース。観た内容をそのまま鵜呑みにする視聴者もいれば、なぜそのトピックが今取り上げられていて、どういったシナリオで、どのニュースアンカーがそれを読み、いかなる視聴者を対象に、どのタイプの感情に訴えかけているのか、言葉選びはどんなものか、といったポイントを観察するためにニュースを観ている視聴者もいるかと思います。

ものの見方も使い方も人それぞれ。こうした背景を無視して、頭ごなしに一般論を語りだすと、会話が生まれることはないでしょうし、いわゆる多様性を受け入れるキャパシティも狭まってくるのでは。

インタビュー観察は面白い

テレビのニュースでもポッドキャストでも、インタビューというのは「賢い人の話し方」と「頭が悪そうな話し方」というのが露骨に見えるものかと思います。

限られた数分間で、いかにポイントを押さえながら効果的にメッセージを伝えることができるか見ることができるので、自分のインタビュー時にも使えそうなヒントがたくさん見つかったりするケースもあるかと思います。こうした視点から見ると、インタビュー観察は面白いと思います。

Takeaway

このところ、政治においても健康管理においても、自分の考えが正解という話し方をする人が増えたような気がします。ニュースひとつとっても、人それぞれが何を目的に、何を観察しているのか、マインドリーダーでもない限り他人には分からないことの方が多いのでは。特に最近は、良かれと思ってアドバイスすることでも、意見ベースの内容なら特に、断定的に聞こえるかどうか客観視してからの方が良さそうかもと思ったトピックでした。