最近、アジア人に対する人種差別の犯罪も増えているという報道が流れています。異国に暮らす家族がいる場合は特に気がかりで、通常よりもさらに心配かもしれません。

日本出身の友人と久しぶりに散歩をしていたときのこと。「昔は治安が悪かった」というイメージが定着している地域にいたからか、友人は日中でもこの辺りを歩くのは心配だと言いました。

お互い長くアメリカに住んでいるのですが、その会話の中で「外国人として常に気にして暮らしてきたことは何だろう?」と改めて客観的に考えるいい機会だったので、いくつか挙げてみます。

ローカルの現状を把握する

10年前は治安が非常に悪いと言われていたところでも、現在はかなり改善されているというエリアもあります。逆に10年前は安全だと言われていた地域の犯罪率がここ1年で急上昇したというケースも。今まで治安が良いと言われていたエリアは、全体的に危機感が低い可能性もあり、かならずしも安全とは言えないのだとか。

目的を持って歩く

堂々と目的を持って歩く姿の方が、おどおどした様子で歩くよりもハラスメントを受ける可能性は低いと言われます。また、周囲の音や気配に気づきやすくするため、聴き歩きやスマホに見入ることは避ける癖がついているかも。

ネットワークを作る

新しい場所で顔見知りができたら、すでに自分の交友関係の輪にいる誰かにもその人たちを軽く紹介することは多いような気がします。新しい場所の人たちに自分がソロではないことを示すという点はもちろん、みんなのネットワークも拡がる機会になるから。

直感を信じる

海外にいると普段よりも直感を信じるようになるかと思います。あれはちょっとやめておこうと思ったら、しない。過敏になりすぎると直感ではなくなってしまうので、うまく活用する癖は便利かと思います。

Takeaway

海外に長く暮らしていると、ジェスチャーや雰囲気などが母国に暮らしている人とは異なってくることがあると思います。同様に、長く海外にいても、現地で生まれ育った人とはマナリズムや佇まいがどことなく違うということもあるでしょう。

良くも悪くも、どちらにも縛られていないと言えますが、その自由さゆえに、海外在住者には一種の緊張感を持つ人が少なくないのかも。在住歴の長さ別に、海外で暮らす上で習慣的に気を付けていることを比較してみると、興味深い調査結果が出そうなトピックかと思います。