これまでオフィス勤務だった人々も、去年の春から一斉にリモート勤務をする人が増えたおかげで、1年経過した現在は特にテク企業でリモート勤務のポジションを募集しているところが増えてきているようです。

オフィス勤務でなくとも、専門分野の仕事をリモートでできる人々にとっては、就職先やクライアントの幅が広がることにもなるので、嬉しい傾向とも言えるかと思います。

そのせいで競争率が高くなるというのも現実ですが、会議はビデオで業務も遂行できるとすれば、メリットは大きいと感じる人も少なくないでしょう。

特に現在のアメリカでは、むしろリモートの方がありがたいと思う理由がいくつかあるのかも。

例えばポリコレのトピックがその1つ。

同僚と毎日オフィススペースを共有していなければ、余分な会話に参加する必要もなく、オフィスポリティックスが完全に排除されるとは言えなくとも、ある程度の距離は取りやすくなる(かも)。

個人の意見が極端に分かれる傾向が見られる現在のアメリカでは、ちょっとしたことでも敏感に個人的にとられ、問題に繋がり兼ねないと危惧するマネジメントレベルの人々もいるかもしれません。

逆にオフィス勤務により、社内のゴシップや談話はキャリアを進めていく上で社内の傾向を読み取りやすいと感じる人は、リモートだと物足りないと思うかも。他人との交流を主にオフィスで満たしているという人もいるでしょう。

とはいえ、特にテク企業では、多くのストレスがオフィス環境から生まれているという声もあるそうなので、今後リモート勤務ポジションが増えて行く傾向が高まる可能性は充分ありそうです。

また、そうしたポジションが増えていくことで、それに合わせたコミュニケーションの取り方がレベルアップしていくことも予想されます。

オフィス勤務が夏〜秋の頃に再開しだすとすると、オフィス近辺の飲食店はもちろん、ローカルの飲食店や営業時間を延ばすビジネスが増えて行く可能性もあるかもしれません。

この1年にわたり、大きな打撃を受けた各種ビジネスが、こうした勤務形態の変化により幅広く復活できていくと、社会的に良い流れが生まれるのではないかと感じる最近です。