保守派寄りのユーザーに人気と言われるソーシャルメディアのアプリ、Parlerが再開したそうです。弾劾裁判におけるトランプ前大統領の無罪評決の週明け月曜日にアプリ復活とは結構なタイミング。

新政権になってから、トランプ氏は利用停止となっているアプリはもちろん、他のソーシャルメディアでもメッセージを発信していないそうなので、今後は同氏がどのプラットフォームを利用するのか気になるという声も。

1.

フリーダム・オブ・スピーチ、ファクトチェッキング、キャンセルカルチャーというフレーズが頻繁に飛び交う傾向が強まる中で、保守派寄りではなくとも、有名どころのソーシャルメディアを使わなくなった人も多いそう。そうしたタイプのユーザーも、一斉にパーラーに行くという予想はそれほどハズレではないかも。Parlerは言論の自由を重視し、ビッグテクから弱いものいじめにあったアプリというイメージもあるかと思いますが、どの企業でも世界でも、内情は関係者でない限り知る由はないような気がしないでもありません。

2.

また、このアプリが使えない間に、多くの保守派や最近のメジャーなソーシャルメディアの傾向にうんざりしていたユーザーが一気に移動した先は、gabだったそうです。これは、他のプラットフォームからキックアウトされた過激派のユーザーがたどり着くところというイメージが定着しているそうです。

登録せずにざっと様子を見ることができるので、ちょっと見てみたところ、定着しているイメージそのままというよりは、どちらかというとクリスチャン系の保守派の一般人が多いという感じ。

フォローできる有名人のアカウントは今のところあまりなさそう。有名どころのアプリの傾向に反対しフォロワー数が激減しても、過激派のイメージがあるところではメッセージを配信しないという様子は、パブリックフィギュアであるが故のイメージの重さを感じられる例かもしれません。

3.

企業による個人情報のデータ収集に敏感になっている人も増えていることを考えると、セキュリティ上の理由から新規アカウントの登録時に電話番号の入力、さらにはID情報のアップロードなどをリクエストしてくるアプリに躊躇する人が減ることはないようにも感じます。

Takeaway

今後は有名人をフォローするならここ、個人的に発信するならここ、といったように、以前よりも明確にユーザーがソーシャルメディアを使い分けていく傾向が増えていくのかもしれません。それなりに気になるトピックです。