現大統領のアカウントが自社のポリシーに準拠していないとして利用停止になった後、保守派のユーザーが一気にそのプラットフォームを去り、パーラーという別のソーシャルメディアに移動。当日の金曜日だけでも1ミリオンの新規ダウンロード数を記録したとも言われていました。ところが、先週のDCでの事件の理由に関連付け、アプリストアからそのアプリをダウンロードできないようになりました。その後、サーバーを管理しているあの大企業が、保守派寄りというイメージが強いパーラーをキックアウトすることに。現在、パーラーは利用できない状態になっているとのことです。

さて、ここで注目が集まっているのは、ポリティカル的な理由で一部のユーザーがソーシャルメディアという意見交換の場をなくしたという点。これをslippery slopeと懸念する声もあり、意見の「多様性」やディスカッションの欠如による社会的な影響を危惧する人々もいるようです。

びっくりするほど早急な措置

ユーザーが自社アプリをダウンロードできなくなる、ユーザーがアクセスできなくなる、自社のビジネスを運営できなくなる、という流れに繋がる措置が、これほど早急に実行されたことに驚いた人もいるかと思います。

金曜日以降、この動きに関与した企業の株価が急落したことなどを見ると、誰もが「別にどうでもいい話し」と感じているわけではないことが見受けられます。とはいえ、金融機関や他のビジネスも共和党への支援をストップすることを公言しだしているそうなので、今後の影響が気になるところです。

されどソーシャルメディア

たかだかソーシャルメディアが使えなくなっただけでしょ?と思うかもしれませんが、現代において、ソーシャルメディアは意見交換や情報収集、そしてあらゆるプロモーションの手段として活用されているメディア媒体。

同じ意見だけを持つ人々が集まり同じ視点をシェアしているだけでは、多様性から生まれるメリットはなくなるでしょうし、簡単に言えばマンネリ化するだけ。基本的に自分が好むものを利用するユーザーが、今後どう動いていくのか興味深いところです。

Takeaway

ここしばらく分断化が続く国内でUnityを望む人々がいることは確かかもしれません。とはいえ、現状からは統一どころか「vs.」という雰囲気が強まるばかりのように見受けられます。驚くスピードであらゆることが進行している現在、今まであてにしていたメディアからだけの情報に依存していては現状把握に追いつかないような感じがします。