リモートワークを許可する企業が増えてきたことで、他州へ引っ越す人が増加しているそうです。

今年の夏は山火事による災害や治安の悪化なども増え、特にカリフォルニア州の都市から、住み慣れた土地を離れることにした人々も少なくないと言われています。ちなみに、引っ越し先はネバダ州〜テキサス州あたりの南部の州も人気だそうですが、物価が高い地域から引っ越してくる人々が引っ越し先にもたらす影響も大きそう。

それはさておき、住み慣れた土地を離れるのは、それなりの勢いが必要かと思います。引っ越しを検討していても「さて、どこに行こうか」という所でつまづいている人も少なくないかもしれません。

こうした話を頻繁に耳にするようになると、引っ越しを決めた理由が気になるところです。いくつかリストアップしてみます。

治安が急激に悪化した

今年は各地で暴動の多発、ホームレス問題の効果的な対策も目に見える変化なし、警察の予算削減をサポートする動きなどが頻繁に報道されています。

住み慣れた街でも、路上にホームレスのテントが多発し、夜は 1 人でスーパーマーケットにさえ行きたくなくなったという声も。好んで暮らしていた街の治安が目に見えて悪くなってくる様子を見るのは実に残念なことです。とはいえ、市の対策が一向に改善しない状況に見切りをつけたという理由は、ある意味納得できます。

どこからでも働ける

今までオフィスに縛られていた人々も、今年の春のロックダウンがスタートしてから、リモートで働けることに気付いた人が増えたといわれています。

物価がひどく高い地域に暮らす必要がないこと、貯金を増やせること、マイホームの購入も夢ではなくなることなどは、確かにメリットが大きいと思うのにも納得です。

とはいえ馴染めるのか

デメリットは、ある程度の年齢を過ぎると新しい友人を作りにくいことを懸念していることだそう。個人差と状況差はあると思いますが、若い頃の方が新しい友人を作りやすいというのは真実に遠くないと思います。その理由は、若い頃の方が気にすることが少ないからなのか、意味のない自信でみなぎっているからなのかわかりませんが、周囲を見渡しても、その差は否めません。

そのため、引っ越し先を検討する上で、行き先は未定だけど引っ越しを検討している友人を同じ街に引っ越すように説得したり、すでに友人がいる街に引っ越したりするケースもあるようです。また、カップルで引っ越している人々が多いようにも見受けられます。よくある一般的に納得の理由かなと思います。

ある程度の資産があれば余裕

一旦引っ越してみて、ダメなら貸家にしていた家に戻ればいいだけという余裕の人もいるそう。経済的に余裕があれば、比較的気軽に移動できるので、気分的にもラクでしょう。節税などのために引っ越しを決めた人にとってはそんなメリットもあるのかもしれません。

Takeaway

治安が悪くなったから住み慣れた街を出るというのは、言葉にしてみると実に残念な理由だと思いました。それにしても、これまでは転勤や大学などを理由に引っ越している人が多かったとすると、今後はその理由が単純に「他の州に住みたいから」というケースが増えて行くのかもしれません。そうした人々のニーズをサポートするサービスが今後もっと増加していくとすると、それはそれで興味深い傾向かと思います。