例の不況対策として、政府が現金給付(stimulus check/package)を開始。基本的には個人に対し給付額 1,200ドル、年収 75,000ドル以下の納税者となっています(状況により差異あり)。

これが銀行口座に振り込まれ始めたのは4月半ば。まだ全員には行き届いていないそうですが、今のところ、大方のアメリカ人は何に使ったのでしょう?

1200ドルで何ができる?

もちろん、個人の経済状況によりますが、余裕があるなら投資、貯金。けれど大方は食費、クレジットカードの支払い、アパレルに使われると予想されています。

とはいえ、緊急時に400ドルをキャッシュで用意できない人が60%もいると言われるアメリカなので、娯楽に使ってしまう人もおそらく少なくないのではと思われます。

また、この街では 1 ベッドルームのアパートが 1200ドル/月といった相場だったのはかなり前のこと。近頃は 1300ドル〜2000ドル以上と言われています。このチェック1つではお家賃もカバーできないことの方が多いそうです。

 

なら食費?

ロックダウンが始まってから、デリバリーサービスやテイクアウトを利用する人もさらに増えたようなので、これにあてる人も少なくないかもしれません。

また、入店できる人数を制限するスーパーマーケットもあるので、食材をまた買いに来るのが面倒と、いつもより倍の量を購入している人も多いと思います。その分、出費も普段に比べて増えているでしょうから、おそらくこれをカバーするために使う人も多いのではないでしょうか。

 

クレジットカードの支払い

普段からキャッシュを使わない人が多いので、こうした時期にはあっという間にカードの利用回数も増えたのではないかと思われます。この Stimulus Check(政府からの現金給付)をそのまま今月の返済に使う人もいるかもしれませんね。

 

娯楽にあてる

経済的にある程度の余裕がある人は、プレゼント感覚で好きなものを買う人も多いようです。また、余裕がなくても、いろいろと制限されている日々にうんざりしストレス発散の感覚で、どんと欲しかったものをオンラインで購入している人もいるかもしれませんね。

メディアによると Stimulus Package が出てからは、オンラインショッピングを通して 40%〜100% も売上がアップした企業も少なくないそうです。注文された商品の価格は 350ドル〜1200ドルの範囲だそうですから、まさに。

 

浪費癖は変わるのか?

ファイナンシャル・インディペンデンス(経済的な自立)を推奨する人々は、この機会に少なくても3か月〜6か月先までの生活費を蓄え始めるよう、ライフスタイルの調整をアドバイスしています。

政府から毎月チェックが送られてくるわけではなく、ビジネスが平常に戻らない限り先が見えないとなると、やはり頼りにできるのは貯金。日頃から貯金ができていれば、こうした状況でも苦境に陥ることはないわけですが、paycheck-to-paycheck で暮らす人々にとっては、「そんなことは分かってるけど、生活費は上るばかりだし!」といった所が現実だそうです。

 

Takeaway

ライフスタイルの調整をしつつ、副業をプラスし、出費を抑えることを推奨する声も、最近特に耳にするようになりました。日々オンラインショッピングでカード払い、クリスマスには何百ドル〜何千ドルものプレゼントを購入といった傾向も、今回の不況の影響で変わっていくのか、それとも晴れてしまえば雨は忘れるのか、気になるところです。